鳴き声もそれほど大きくなく、散歩に連れて行く必要もない猫は、近年ペットとして人気が急上昇しています。
2018年の全国犬猫飼育実態調査では、猫の飼育頭数が約965万頭と報告しており、犬の約900万頭をはるかに上回りました。
いまやペット第1位の座に君臨する猫。
猫を飼いたい!という人も多いと思いますが、飼うときにはどんなことに気をつければいいのでしょうか?
いくつかポイントを見ていきましょう♪
猫を飼う時に気をつけたいこと
猫との接し方は「あっさり」と
猫は基本的に気分屋でコロコロと気分が変わります。
甘えてほしくて近づいてきたかと思いきや、すぐにどこかへ行ってしまう…なんてことも多々あります。
猫は犬と違って密接なスキンシップをあまり好みません。
可愛くて抱っこをしたい気持ちはわかりますが、時にはそれがストレスになってしまうことも。
抱き上げる、撫でるといった行為は猫にストレスを与えてしまう可能性があるので注意が必要です。
では、どのように接するのがいいのかというと、猫と一緒の部屋にいる・近くに座るといった「あっさり」とした行動でOKです。
どうしても撫でたい!という時は、猫の方から近づいてきた時に撫でてあげましょう。
マイペースな猫ちゃんなので、好きなように行動させてあげるのが一番ストレスなく育てることができますよ。
不妊・去勢手術をしよう!
猫も犬と同じで、不妊・去勢手術はとても大切です。
猫の方が全体の約7割不妊・去勢手術をしており犬の約5割を大きく上回っていますが、まだまだ望まない命が生まれ、外に捨てられたり殺処分という結果になっていることが多いです。
自分が責任もって育てられるだけの数を飼うことが重要です。 適切に不妊・去勢手術をしましょう。
爪とぎは必須!
猫を飼うと一番困るのが爪とぎです。
猫は1日に何回も爪とぎをし、好きな場所でやらせておくと部屋のあちこちが傷だらけになってしまいます。
テレビボードや机がボロボロになった!という声を頻繁に聞くことがあります。
大事な家具や部屋を守るためにも、爪を研ぎやすいものを用意することをオススメします。
爪とぎには段ボールタイプと麻縄タイプがあります。
段ボールタイプは安価で手に入れやすく、軽くてどこにでも置いておきやすいのが特徴ですが、ごみが出やすく寿命が短いデメリットもあります。
麻縄タイプは、値段は少々高いですが丈夫で長持ちします。
重たくて置く場所に制限もありますが、上手に使えば20年以上使うこともできます。
猫によっても、研ぎやすい研ぎにくいがありますから、最初にいろんなものを試してみると良いでしょう。
その猫に合った爪とぎを自作して使うのもいいかもしれませんね。
まとめ
マイペースで気まぐれな猫ちゃんと一緒に生活するために、気をつけたいポイントをご紹介しました。
初めて猫を飼う人は、猫が快適に過ごせる環境を整え、あっさりとした接し方を心がけてみましょう。
だんだんと猫ちゃんが心を開き、楽しい生活を送る事ができるはず♪